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静岡型吟醸酒のもととなる静岡型酵母について。
「静岡酵母」

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「静岡酵母」

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 「静岡酵母」とは、静岡県(県工業試験場醸造研究室→静岡県工業技術研究所沼津工業技術支援センター)によって研究・開発された清酒酵母で、「香りが華やかで、きれいでしかもまるく感ずる酒質」を目標に開発されました。

「静岡酵母」の種類

 ひと口に「静岡酵母」といってもいくつかの種類があり、また新しいものの開発も行われています。現在は以下の7種類が実用化されているようです。
 なお、現在酵母の開発は多くの地方自治体で行われていますが、「静岡酵母」のうち「HD-1」は昭和61年全国新酒品評会において静岡の酒が大量入賞したときの立役者となったもので、自治体開発酵母が成功した先駆けとなったものでした。

名称 特徴 用途
HD-1 華やかな香り やや酸が多い
昭和61年新酒品評会大量入賞の立役者
大吟醸酒
NO-2 酸が少なく淡麗 本醸造酒
New-5 華やかな香り 酸が少なく淡麗 純米吟醸酒
CA-50 マスカットやバラのような香り
すっきりさわやか
本醸造酒
SY-103 爽やかな香り 本醸造酒
5MT-1 リンゴのような香り 香りのバランスが良い 本醸造酒
HD-101 HD-1の泡なし株 大吟醸酒


「静岡酵母」の評価

 「静岡酵母」を使った「静岡型吟醸酒」については、一般的に「フレッシュで飲みあきしない酒」「フルーティな香りで、雑味のない綺麗な酒」「優しい味と香りで、食中酒として最適。」と説明されています。もちろんこれは一般的な評価で、当然その他の要素によっても変わってくるでしょう。また、場合によっては複数の酵母をブレンドして使用することもあるようです。

 志太泉酒造のWebSiteには、使用している酵母とそれを選んだ理由が公開されているほか、醸造家ならではの酵母の感想が掲載されており、興味深いです。

「静岡酵母」

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