静岡の地酒

富士高砂酒造

富士高砂酒造

 富士宮浅間大社のすぐ西側にある酒蔵です。創業は江戸時代後期の天保2年(1831)。当時、この地域に「ごうりき」という酒造適合米が採れ、また富士山のわき水が豊富に使えるという理由でこの地に蔵が作られたそうです。
 比較的大きな酒蔵で、県内だけでなく半分以上を関東地方を中心とした県外に出荷しています。

自慢の富士山伏流水

 酒造りに水の質は大きな影響を与えます。富士高砂酒造の周りにはあちこちにきれいな水がわき出ている、本当に水に恵まれた土地です。現在、酒造りに使っている水は、さらに井戸を100メートル掘り、富士山の玄武岩の第3層からくみ上げた水を使っています。柔らかいやさしい水で、それがお酒の味にも生きています。

こだわりの高砂山廃造り

 創業以来の伝統を大切に、山廃造りにこだわっているそうです。山廃造りは米のうま味を引き出す最善の方法であるとともに、蔵独特の風味が生み出されるという利点があると考えているとのことです。山廃造りで、純米生原酒・純米・本醸造といった多彩なラインナップのお酒を造っています。


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